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CK 的パラダイム・シフト

前回の CKB I 用に書いていたものが長くなったので、2曲分だけ分けてここに。 記事のタイトルはなんかテキトーにキャッチーな感じで…言葉が適切かどうかは知りません。

聴き手の意識をがらっと変える歌詞な2曲。(試聴

スポルトマティック歌詞全文
ヒモの歌。 「金が無い」っていう歌は珍しくはないと思いますが、「返せるアテはないが俺には夢があるんだ俺の才能に投資しろ!」と来て「俺の未来に投資しろ!それが愛ってもんだろ?」とまで言う歌はなかなか無いのではないでしょうか?う~ん、なんて素晴らしい逆ギレ・ヒモ・ロジック。 こういうことを気迫であたかも正当であるかのように強引にねじ込んでしまえないと、ヒモ業は勤まらないのでしょうかね?しかし以前にそういった状態で、現在ではキラ星という方がいらっしゃいますから、この理論が100%間違ってるとは言えないのも事実でしょう。 決して奨励されるものではありませんが。 そういった方の奥さんは万馬券を買ったようなものでしょうか。 というか馬主?調教師?

はい。 歌詞に話を戻しまして…その後「 Please Don't Go! 」です。 一瞬男がウワテかと思われましたが結局「ウソ!ゴメンナサイ!行かないで~!」と懇願で、女性の方がウワテでした。 う~ん見事なオチ。 見事な起承転結。 見事な男の情けなさ。 そしてそれが同じ男としては愛おしい…。 また、説明なしに瞬時に状況を変えてるというのがすばらしい。 「自分勝手なヤツだな~」と思わせておいて「愛想つかれてんじゃん」と。 まぁヒモ・ロジックで歌が終わってしまったら、それが正しい事であるかの様な感じになってしまいますからね。 なので必然的オチであるとも…またツッコミでもあるとも…。

香港グランプリ歌詞全文
この歌も途中にがらっと変わる展開があります。 歌詞一部引用。

海底トンネルの料金所で 真ィ横に並んだムスタング
あいつは澳門(マカオ)のチャンピオン
淺水灣(レパルスベイ)までカーレース
ゴーゴー レースじゃ負けたけど ィ行くぞ見ておれボウリング
恋のレーンに火の玉投げる

勝負だ!と意気込んだが次の行では既に敗北していて、そのことは過去になっており勢いはそのままに次の勝負だ!と意気込むィヨコワケ・ハンサムボーイ。 どうです?この短い歌詞だけでこの男が愛すべき人物に思えてきません?

スポルトマティックの場合は一言で状況が、がらっと変わる。 それが直接的にではなく、男性の「 Don't Go 」という言葉によって「ああ立場が逆転したんだな」と間接的に解るところがイイネ。 ナイス行間!「そこまで言わなくていいよ!」ってむかつくことありません?いいとこで止めておけばいいのに「折角おもしろかったのにそこまで言ったらつまんねーだろ!ケチをつけんな!」と。 野暮ってやつです。 そしてこの記事はそれです。

ところで逆転したと書きましたが、これ本当は逆転などしていなくて、もとから相手の女性が優位なのかもしれません。 一聴すると逆転したように思えますが、語り口が一方だけ(モノローグ)なので、男性が優位に立っていたように見えると。 もしくは一方だけにすることによって優位に立っていたように見せている。

香港グランプリの場合は劣位(って言うんですね、優劣ですもんね)っていうか、負けたのにそれをものともしていない。 「ん~第2かーいせーん!!!」って感じですか?相手も「え?!!」って感じですよね。 聴き手の意識をカーレースにフォーカスさせておいて、ボーリング。 「カーレースに参加しようと思ったらボーリング大会に参加してた」みたいな。 2巻の次に4巻を読んでたみたいな。

聴き手の意識を、がらっと変える要素に「ゴーゴー」の部分が重要である。 「ゴーゴー」は一聴レースのデッドヒートを想起させるが、レースの最中と見せかけて実はボーリング勝負への意気込みなのである。 「ゴーゴー」は「カーレース」にかかっているのではなく、後の「ボーリング」にかかっている。 「ゴーゴー」がレースのデッドヒートを想起させるからこそ、その後が、がらっと変わったように感じるのである(← 実際に聴いてないと意味わかりません)。

漫才で似たような手法使ってる方いましたね。 誰かは思い出せないんですけど。 ボケがしゃべって、ツッコミがボケの話に乗っかって、その話を広げようとすると、ボケがすぐに話の腰を折って(元々自分が話し始めたことなのに)違う話を始める。 その話を広げようとツッコミが話すと、ボケが違う話にスライドする。 落ち着かんわ!って感じの。

ボケではなく素で、そういう話し方をする人もいますけど…。 その人は快適な道を走ってるけど、その人以外は悪路を走らされている様な。 ガックンガックン。

2曲とも、聴き手が状況の変化をリアルタイムで目撃するのではなく、既に起きてしまった事(過去)を後から知る構造になってます。 状況の変化を受けた主人公の反応を見て、聴き手が状況を把握する。 スポルトマティックは立場をがらっと変える。 香港グランプリは時間を飛ばして場面をがらっと変えています。 ィヨコヤマジック。

というわけで、以上のことから導き出されるのは、AとBの答えは同じであり、
その答えは「イイネ♪」となります。 ナイス・ストーリーテリングな2曲でした。

 
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